お絵かきロジック、イラストロジック、ピクロス
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お絵かきロジックとは縦と横の数字をヒントにしてマス目を塗りつぶしていくゲームのことで、
最終的には塗りつぶしたマス目によって絵や文字が浮かび上がります。
絵にならなかった場合は、どこかで間違えている証拠です。
お絵かきロジックには別名があり、ののぐらむ、イラストロジック、ピクロスなどとも呼ばれています。
まず「ののぐらむ」は、石田伸子(いしだのん)氏が1987年考案したもので、
ビルの窓を利用してドット絵のように絵を描くという企画で入選した後に、
ビルの窓を紙上の格子の上として、そこに絵を画くパズルを作った、というものです。
次に「イラストロジック」ですが、これは2006年に開催された世界数独選手権で
4位に入賞もている日本の有名なパズル作家である西尾徹也氏が、
ロジックパズルのマトリクスを応用して絵を描くパズルを作り出したもの。
もともと、ロジックパズルというものは○か×かで埋めていくのですが、
それを白か黒かにすることで絵を浮かび上がらせるというようになっています。
イラストロジックとののぐらむは、生まれこそ違えど、偶然にも同じ形式のパズルだったのです。
西尾徹也氏は以前から問題を提供していたパズラーという雑誌で、
石田伸子氏はこれも以前から連載していた社会情報誌で問題を発表したのですが、
奇しくもその両誌の発行日は1988年7月2日で同じ日だったという、奇跡とも言えるこの二つのロジック。
そのせいもあって、一時期はどっちが先か、あるいはどっちが盗作だなどの論争が巻き起こったが、
結局は偶然同時期に考案されたものとしてまるく納まったのです。
西尾徹也氏は前述したパズラーでこのパズルを発表した時に、
同時にパズルを読者からも募集し日本全国のパズル愛好家達に高い人気を得ることとなり、
石田伸子氏もまた、ののぐらむとしてイギリスのダルゲッティによりサンデーテレグラフという雑誌で
連載されることになったのです。
ののぐらむは、そういうこともあって、日本でも毎日新聞などで連載はされていましたが、
特にイギリスでの人気を獲得するにいたったのです。
最後にピクロスですが、これは任天堂がテレビゲーム化したもので、
ピクチャー・クロスワードの略なのです。
既存の任天堂のキャラクターのスーパーマリオなどとミックスした「マリオのピクロス」などの
シリーズが現在でも発売されているのは知っている人も多いのでは無いでしょうか。
お絵かきロジックは、それまでは大人のゲームであり子供がやるということはほとんどなかったのですが、
ピクロスの登場により、低年齢層にも受け入れられていくことになるのです。
最近ではインターネットで自作のお絵かきロジックの問題を公開してあるサイトは多く、
無料で遊べるようになってきました。
逆に、自分でお絵かきロジックを作成、公開して、誰かに解いて貰う、という楽しみ方もできます。